京都の乙女文化発信クリエイター、koha*のブログです。
<< 実りの秋は、仕込みの秋☆ | main | 「京甲屋・三条」さまに行って来ました☆ >>
「良きが上にも良きものを」に触れたひと時☆

清々しい秋晴れだった土曜日。

日本最高峰の麗しさと賞賛される大倉陶園の展示会を観に

と〜さんと共に円山公園の端に位置する長楽館へ・・・。

 

今日は美しい物を観て回るために

何かと便利な車ではなく、バスで四条河原町まで。

既に秋の観光シーズンに突入している京都。

東西に横たわる四条通は、東へ行けば行くほど人だらけ。

四条大橋を越えると、まずは南座前で超絶混雑の初級編に出会います。

南座と言えば、先頃【耐震補強工事】を終えて新開場。

歌舞伎役者の69名勢揃いで、八坂神社まで練り歩かれる【お練り】を

TVやネットでご覧になった方々も多いんじゃないかなぁ。

 

そんな華やいだ【祗園】と呼ばれる地域を抜けて

八坂神社の脇を抜けて坂道をすたすた進むと程なく長楽館に到着。

と〜さんもか〜さんも

友人知人の結婚式で幾度か来たことはありますが

パーティーで訪れると祝福とおしゃべりがメインになるので(笑)

実のところ建物探訪的には、ちょっと消化不良のままでした。

今回は展示作品と共に、空間もしっかり目に焼き付けられるので

どちらも旺盛なまでに楽しんじゃおうと心に決めていました☆

 

高校時代からの友人・大倉陶園で働くK嬢が招待してくれた

ありがたくも実におめでたい展示会。

大倉陶園は、来年百周年を迎えられます。

 

震災や戦争を乗り越えられての百周年。

本当に生やさしいものでは無かっただろうなぁと想いを馳せます。

私は暮らしの中の必需品としての器などももちろん大好きです。が、

西洋の美術工芸品的な陶磁器と肩を並べるのみならず

それを超えるほどの「良きが上にも良きものを」を社是に

邁進された百年の月日の中で生み出された品々にも

目に映る美しさ以上の

厚みと重みと深みのある美しさを見る思いがしました。

 

皇室お歴々御用達でもありつつ

当代の人気作家やブランドとの競作も数多いという柔軟さ。

 

友禅染のような繊細な多色づかいの手描き絵付け品から

ブルーながらも水墨画のようなにじみやぼかしの美しい岡染め。

エンボスやエッチング、蒔絵など種々の技法を組み合わせ

世界一の焼成温度で仕上げられる類を見ない作品の【肌合い】は

しっとりと滑らかで惚れ惚れします。

 

 

社長から作品説明を直々にお受けする機会にも恵まれ

知識も勿論のこと、語り口の熱量に感動していたところ

「社長の方がよく知ってるから、説明お任せしちゃった♪

あの社長は、元工場長だった方なの!」とK嬢。

 

良いデザイナーとか良い職人が、良い経営者とイコールではないけれど

もしそれがイコールになった時は

それより強いもの、確固たるものは無いんじゃないか?と感じている私。

現場を歩き続けて来られた方をトップに据える

企業の懐の深さも含めて

また次の百年に向かわれているんだなぁ・・・と

まだ整理途中の頭の中ながら、とても腑に落ちるというか

作品以外でも良きものに触れさせてもらえた気がしました(*^-^*)

そして会場となった長楽館。

明治42年(1909年)に"煙草王"と呼ばれた実業家・村井吉兵衛により

国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建築された

ルネサンス様式の外観の建物。

内部は和洋折衷どころか、英・仏・米・中・日リミックス風の

贅を尽くした摩訶不思議な空間。

 

通常は非公開の三階の和室・茶室も拝見できて幸せ♪

そしてユニークに象られた窓に目をやれば

風光明媚なこの一帯から、更に色づき始めた山を見渡せる絶景哉!

 

レストランで旬の食材が生きた美味しいお料理もいただき

眼福、口福極まる幸福でした☆

 

優雅とは正反対のドタバタな毎日が続く中、

久しぶりにゆったりと心豊かに過ごせた

良きが上にも良きひととき☆

 

K嬢、本当にどうもありがとう〜!!

 

土曜日の幸福時間は、まだまだ続きます・・・

後半は次回ブログへ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

COMMENT









Trackback URL
http://blog1.koha-star.com/trackback/1421496
TRACKBACK