京都の乙女文化発信クリエイター、koha*のブログです。
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2017年10月16日、文椿ビルヂングは13周年を迎えます☆

 

我が社のお店が入っている文椿ビルヂングも早いもので14年目☆

ということは自動的に

koha*オリジナルファブリックのデビューから14年目に突入します。

 

バブルが弾けて以降

『京の着倒れ』を支えていた室町界隈の会社がどんどん無くなり

マンションやコンビニや駐車場に姿を変わっていった2000年頃。

「ああ、あの社屋、すごく素敵やったのに・・・」という

古き良き名建築(有名無名問わずです)が

とんでもない勢いで無くなってゆくのを目の当たりにして

どうにか、これからの生活にも必要とされる使われ方で

保護して残すというよりは、ちゃんと活用しながら残せたらなぁ・・・と

と〜さんやスタッフ達と毎日悶々&侃々諤々。

 

と〜さんの卒業した、西陣の地元名士達の寄付金によって建てられた

桃薗小学校が無くなるので、解体前のお別れ見学会に参加した事も

そんな気持ちを後押ししたのでした。

 

紆余曲折を経て、御縁があって、やっとこさ2004年に

大きな社屋の一部だけを使っておられたこのビルを

大人が寛げる商業施設として再生活用する事が整いました。

 

当時、我が社の店舗は二階の一番奥の一画。

主力商品はデザインから捺染までmade in KYOTOの

koha*オリジナルファブリック

私が描いた図案を捺染し

一次製品である布の状態でカット販売することを核にしました。

 

その他には広島・熊野筆

(この品揃えは自分で言うのも何ですが圧巻でした!)

岩手の南部鉄器、青森のブナコ製品、

新潟・燕三条のカトラリー、 骨灰技法の大正硝子、

雑貨屋さん向けでない建築現場用の日本製のタイルシート各種、

日常使いしたい塗の器や瀬戸物やお箸、

今治のタオル、京都のパイプロイド、

京指物の職人さんに作っていただいた机や棚、

京組紐のストラップや髪飾りなどなど

日本や京都が世界に誇る技アリな品々。

 

そしてドイツのワイングラス、ナイフ、

イタリア・トスカーナの皮革製品、

同じくイタリアやスペインのクリスタルシャンデリアパーツ、

ノートやペンなどの文具など

世界中で選ばれている永遠の定番商品を集めてスタートしました。

 

アパレルの商品企画やプロモーションの仕事をしていた際

コストが抑えられるという理由で

生産拠点が海外に移り、長年培ってきた技術やノウハウが流出し

日本のものづくりの現場が空洞化しているのを目の当たりにして

もし自分で何かを始めるときは

(微々たる力しかないけれど)

日本や京都に出来る事に関わっていきたいと考えていました。

 

自身の店舗を運営するにあたり何のノウハウも無い状態だったけど

人としてもビジネスパートナーとしても、

何処をどう切っても申し分のない前職の後輩に"店長"を打診したら

二つ返事で受けてくれたので、実に心強いスタートでした☆

 

買い付けから在庫管理、商品のディスプレイ、

丁度その頃から始まったブログを利用した商品情報の提供等々

二人三脚であれこれとやってみたものです。

 

一軒目のお店の立ち上げから3年後の2007年に

同じビルの一階に現在の店舗『椿ラボ京都』をオープンして

京都にフォーカスした切り口に絞り込み

自社製品以外にも、京都の技術や美意識を活かした

作品や商品の発表していただけるギャラリーショップとしました。

これから渾然一体と化すであろう作品と商品の境界線を

生真面目かつ面白おかしく探ってみようという実験意図もありました。

 

時代の趨勢の中でビルの所有者も変わり

2011年に最初のお店『creer』は閉店。

それからは一階の『椿ラボ京都』

2009年に始めたwebショップの『koha*shop』を運営しています。

 

本当に沢山の方々との出会いに支えていただいての13周年。

お客様にもお取組先様にも、あらためて感謝申し上げます<(_ _)>

そして歴代店長やスタッフのみんなも本当にありがとう☆☆☆☆☆

「我が家から商売人が生まれるとは思わんかった〜」と

心配してくれていた家族も応援ありがとう〜。

 

毎年思い出すのは、オープン前日に徹夜でお店にペンキを塗って

必死で乾かして、早朝にディスプレーしたこと(笑)

ビル全体とクライアント様の店舗工事が最優先だったから

自社の店舗は前日ギリギリまで仕上げていた冷や汗ものっぷり。

事務所で仕事してくれていたスタッフが

真夜中に私のケータイに送ってくれた小花と小豆の写真。

「お疲れさまです。こちらは作業完了です。お店に手伝いに行きましょうか?

今日も小花と小豆は、力を合わせて賢く留守番してます。」

「ありがとう。

初日は何が起こるかわからないので帰宅してエネルギー蓄えてください。」

そんなやりとりだったと思います。

当時の画像なので、本当に小さく粗い画像ですが

この日の母娘犬の写真は、毎年私を戒めつつ勇気づけてくれます☆

 

また気持ちを引き締めていかなくちゃ。

毎年、そう小さく誓う10月16日なのです。

今日も一歩ずつ、ね。

 

本日の写真は、職場に迎えに来てくれたはずが

同じビルの二階のレトロなバーの

ドリンク半額に釘付けの小結の爆笑ショットです☆

 

 

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