京都の乙女文化発信クリエイター、koha*のブログです。
雨の日と 日曜日は☆

 

全国 ひゃくまんにん(笑)の すびちゃんファンのみなさま。

小結 すびすび すびちゃんです。

 

日本全国 台風の 影響で 大雨ですね。

すびちゃんは いつも 選挙の 時には

と〜さんか〜さんと 一緒に ご近所の 小学校まで 歩きますよ。

 

今日は 大雨だから お留守番を 命じられました。

残念ですね。

 

でも 砂肝チップスを はずんでもらいましたよ。

大雨で 大甘ですね。

 

悲しい後には 嬉しいことが ありますね。

がんばった後には いいことが 待ってますね。

 

10月のはじめは と〜さんが 地元の秋祭りで 大忙しでしたよ。

 

秋は みんな 忙しいね。

その分 冬は きっと 楽しいね。

 

そんな 気がする すびちゃんですよ。

 

じゃあまたね、ばいばい。

 

『koha*の世界展vol.21』~新作布G.G.W.(庭神ワンダー)の発表会

 

本日10月20日(金)より10月30日(月)まで

椿ラボ京都にて開催の『koha*の世界展vol.21』が始まりました。

 

koha*オリジナルファブリック

この新作・G.G.W.(庭神ワンダー)で40作目。

日本に根付く植物を西洋の様式美で表現することを根幹に

2004年より発表し続けています。

 

G.G.W.を描いた幼少期の不思議な体験(というより記憶でしょうか)は

こちらのページをご覧くださいね。

http://blog1.koha-star.com/?eid=1421400

 

今日の発表に向けて、昨日スタッフとディスプレーを変えていましたが

既にその時に「あら、これ素敵ね。いただくわ」と旅立つ人気です♪

 

点描での表現や、わざと作った版ズレの妙味など

今までには無い実験的なことにも挑戦している図案です。

40柄描いてみて、まだまだ描き足りない題材や

試し切れていない表現方法があるもんだなぁと自分でもびっくり。

 

基本的にあまりペースを崩すことなく仕事するタイプですが

この分だと描き切れないものを抱えたまま虹の橋を渡りそうで(笑)

もうちょっとピッチ上げねば・・・と思っています。

あと100は描けそう・・・アカン・・・仙人になってしまうわ・・・

 

初日から沢山の方々の元へ新作が旅立っていってくれています。

嬉しいなー・・・

 

新作のイメージにピッタリのお花もありがとうございます(*^^*)

是非、ご覧くださいね。

がんばりまーっす☆

2017年10月16日、文椿ビルヂングは13周年を迎えます☆

 

我が社のお店が入っている文椿ビルヂングも早いもので14年目☆

ということは自動的に

koha*オリジナルファブリックのデビューから14年目に突入します。

 

バブルが弾けて以降

『京の着倒れ』を支えていた室町界隈の会社がどんどん無くなり

マンションやコンビニや駐車場に姿を変わっていった2000年頃。

「ああ、あの社屋、すごく素敵やったのに・・・」という

古き良き名建築(有名無名問わずです)が

とんでもない勢いで無くなってゆくのを目の当たりにして

どうにか、これからの生活にも必要とされる使われ方で

保護して残すというよりは、ちゃんと活用しながら残せたらなぁ・・・と

と〜さんやスタッフ達と毎日悶々&侃々諤々。

 

と〜さんの卒業した、西陣の地元名士達の寄付金によって建てられた

桃薗小学校が無くなるので、解体前のお別れ見学会に参加した事も

そんな気持ちを後押ししたのでした。

 

紆余曲折を経て、御縁があって、やっとこさ2004年に

大きな社屋の一部だけを使っておられたこのビルを

大人が寛げる商業施設として再生活用する事が整いました。

 

当時、我が社の店舗は二階の一番奥の一画。

主力商品はデザインから捺染までmade in KYOTOの

koha*オリジナルファブリック

私が描いた図案を捺染し

一次製品である布の状態でカット販売することを核にしました。

 

その他には広島・熊野筆

(この品揃えは自分で言うのも何ですが圧巻でした!)

岩手の南部鉄器、青森のブナコ製品、

新潟・燕三条のカトラリー、 骨灰技法の大正硝子、

雑貨屋さん向けでない建築現場用の日本製のタイルシート各種、

日常使いしたい塗の器や瀬戸物やお箸、

京指物の職人さんに作っていただいた机や棚、

京組紐のストラップや髪飾りなどなど

日本や京都が世界に誇る技アリな品々。

 

そしてドイツのワイングラス、ナイフ、

イタリア・トスカーナの皮革製品、

同じくイタリアやスペインのクリスタルシャンデリアパーツ、

ノートやペンなどの文具など

世界中で選ばれている永遠の定番商品を集めてスタートしました。

 

アパレルの商品企画やプロモーションの仕事をしていた際

コストが抑えられるという理由で

生産拠点が海外に移り、長年培ってきた技術やノウハウが流出し

日本のものづくりの現場が空洞化しているのを目の当たりにして

もし自分で何かを始めるときは

(微々たる力しかないけれど)

日本や京都に出来る事に関わっていきたいと考えていました。

 

自身の店舗を運営するにあたり何のノウハウも無い状態だったけど

人としてもビジネスパートナーとしても、

何処をどう切っても申し分のない前職の後輩に"店長"を打診したら

二つ返事で受けてくれたので、実に心強いスタートでした☆

 

買い付けから在庫管理、商品のディスプレイ、

丁度その頃から始まったブログを利用した商品情報の提供等々

二人三脚であれこれとやってみたものです。

 

一軒目のお店の立ち上げから3年後の2007年に

同じビルの一階に現在の店舗『椿ラボ京都』をオープンして

京都にフォーカスした切り口に絞り込み

自社製品以外にも、京都の技術や美意識を活かした

作品や商品の発表していただけるギャラリーショップとしました。

これから渾然一体と化すであろう作品と商品の境界線を

生真面目かつ面白おかしく探ってみようという実験意図もありました。

 

時代の趨勢の中でビルの所有者も変わり

2011年に最初のお店『creer』は閉店。

それからは一階の『椿ラボ京都』

2009年に始めたwebショップの『koha*shop』を運営しています。

 

本当に沢山の方々との出会いに支えていただいての13周年。

お客様にもお取組先様にも、あらためて感謝申し上げます<(_ _)>

そして歴代店長やスタッフのみんなも本当にありがとう☆☆☆☆☆

「我が家から商売人が生まれるとは思わんかった〜」と

心配してくれていた家族も応援ありがとう〜。

 

毎年思い出すのは、オープン前日に徹夜でお店にペンキを塗って

必死で乾かして、早朝にディスプレーしたこと(笑)

ビル全体とクライアント様の店舗工事が最優先だったから

自社の店舗は前日ギリギリまで仕上げていた冷や汗ものっぷり。

事務所で仕事してくれていたスタッフが

真夜中に私のケータイに送ってくれた小花と小豆の写真。

「お疲れさまです。こちらは作業完了です。お店に手伝いに行きましょうか?

今日も小花と小豆は、力を合わせて賢く留守番してます。」

「ありがとう。

初日は何が起こるかわからないので帰宅してエネルギー蓄えてください。」

そんなやりとりだったと思います。

当時の画像なので、本当に小さく粗い画像ですが

この日の母娘犬の写真は、毎年私を戒めつつ勇気づけてくれます☆

 

また気持ちを引き締めていかなくちゃ。

毎年、そう小さく誓う10月16日なのです。

今日も一歩ずつ、ね。

 

本日の写真は、職場に迎えに来てくれたはずが

同じビルの二階のレトロなバーの

ドリンク半額に釘付けの小結の爆笑ショットです☆

 

 

新柄商品&レアなパッチワークもの続々仕上がってまーっす☆

 

雨が降るぞー!と身構えていたら、何だか肩透かし。

分厚い雨雲と、頼りない青空が入り交じる空が見えます。

 

ちょっと鬱陶しいお天気ですが、私は気分上々です☆

 

来週、20日(金)からkoha* オリジナルファブリックの新作

『G.G.W.〜庭神(にわがみ)ワンダー』を発表しますが

その製品もとっても素敵に仕上がっているのに加え

年に何度かの限定発売となる激レアのパッチワークトートが

今回もとびっきり可愛く咲き揃っているからです♪

同じく"出逢いもの"の60cm角サイズ用の

パッチワーククッションカバーも出来上がりました(*^^*)v

製品化にあたり、どうしても生じる端布の数々。

よくある、くるみ釦やそれを使ったアクセサリーとは

異なるものとして生き返らせたくて

見えないところも抜かりなくお洒落な和服の着こなしに通じる

『靴を脱いだ時も可愛い!!』インソールを作ってきました。

 

伊勢丹新宿店様でのサスティナブル・プロダクトの一環として

2年前に初めて発表させていただいたパッチワークシリーズは

レア感も際立って大人気商品になりました♪

 

端布を並べて布の大きさや柄の出方を考えて

一点ずつ縫い合わせ順に布を重ねて縫製依頼するという

中々手の込んだ商品ですが、そういう人間臭い工程が

何とも味わい深い楽しさを醸し出してくれていると思います。

 

出逢ったもん勝ち!!のパッチワークシリーズも

どうぞ御贔屓に♪

 

 

 

 

 

 

いよいよ20日から『koha*の世界展vol.21~新作布G.G.W.の発表会』

 

先週あたりから、通勤や小結との散歩で

どこからともなく漂う金木犀のやさしい香りに

癒されるな〜と鼻をひくつかせて歩いています。

 

昭和のトイレ芳香剤の香りと言えば、やはり金木犀がNo.1☆

いつからトイレの香りはラベンダーと石鹸の香りになったんかな?

いや、良い香りだったら別になんでもいいんだけど・・・(笑)

 

さて、いよいよ来週末20日(金)より30日(月)まで

三条烏丸西入ル北側の文椿(ふみつばき)ビルヂング1階の

『椿ラボ京都』にてkoha*オリジナルファブリック40作目となる

新作布『G.G.W ~庭神ワンダー』を発表致します。

 

初めての点描画は、ちゃんと立体感が出るように

陰影が正しく表現できるように・・・という気持ちよりは

描き込みたいからどんどん盛り上がって描く・・・

という点描High的な楽しさがありました(^^;

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「にわがみ様かも知れへんわ・・・」母はそう言った。

 

春先だったのか秋口だったのかさえ想い出せない。

けれどメリヤス地に動物の絵がプリントされたパジャマに

母の手編みの臙脂色のカーディガンを羽織って

庭に面した掃き出し窓の際に幼い私は呆然と立ち尽くしていた。

 

安静にしていたおかげで高熱は引けて

だけど眠り過ぎたせいで、ぼぉとしていた。

 

夢か真か

未だにとらえどころの無い事件は、こんな状況下での”記憶”だ。

 

父は会社へ、姉はおそらく小学校にでも通っていたのだろう。

母は幼い妹を連れて、近所に買い物にでも出かけていたのか留守だった。

もう眠ることにも退屈していた私は

おひさまのふっくらした光を含んだカーテン越しに

隣の部屋の掃き出し窓がカラカラと祖母に開けられる音を聞いた。

窓のすぐ傍に設けられていた

盆栽や仙人掌の並んだ棚の手入れをしているのだと思った。

 

もうこれ以上寝られるはずもないと思っていたはずなのに

しばしウトウトしてハッと目覚めた時に

庭で何かが動く気配がして、窓に近づきカーテンをそっとずらした。

分厚いゴブラン織りの感触は今も憶えている。

 

立派な葉蘭と万年青の後に在った苔むした甲羅型の石が

低い呻き声を上げながらやおら立ち上がった。

少し背が高くなった石は

時折苔片や積層した泥片を剥がれ落としながら

ゆっくりと垣根の下を潜って地道へ消えていった。

 

一度目覚めたはずの夢の続きを見ているのだと思った。

思おうとしていたのかも知れない。

 

きっと夢だ、夢の中に居るのだと納得した矢先に母が帰って来た。

 

そして、私の話す一部始終を聞き終えて

「にわがみ様かも知れへんわ・・・」と呟いたのだ。

「もう、この家の子達は心配ないって、

次のおうちを探しに行かはったのと違うかなぁ。」

 

“庭神”にも”庭亀”にも聞き取れた。

 

色とりどりの花々に目を奪われて

普段は気に掛けることもなかった

地味な葉っぱの群れの影にあった石の跡を覗き込んだ。

確かに、何者かが居座っていたかのような

新しい凹みが残されていた気がする。

 

狐につままれたような、高熱のいたずらのような

その実、幾年か前にご近所の亀が逃げた事件があり

100%無い話では無いような白昼夢。

 

その奇妙な感覚ゆえに、子供心に”あまり口外してはならぬ”と

災いを回避すべく心の奥にしまっていたが

高校生くらいの時分に、一度、母に尋ねたことがある。

 

うーん・・・そんな事、在ったような無かったような。

それはどうか忘れたけど、うちの桜が秋に咲いた事も

○○さんとこの△△君が

初めてホームラン打たはった時には桜が黄色に咲いた事も

○○さんところのお婆ちゃんが亡くならはった時には

三毛猫が黒猫になった事もあったしなぁ。

 

などと、母の摩訶不思議な記憶エピソードは

私のちっぽけな白昼夢の更に上をいっており

人にはそれぞれ、夢か真かわからぬままの想い出。

の、ようなものが在って

畏れをなしたり、恥じ入ったり、

あるいは共感や心の支えとなったりして

ほの温かく包んでくれているのだろうかと思ったものだ。

 

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輪郭が不鮮明な幼少期の想い出を

曖昧な点描画でいつか表現したいと思っていました。
不思議の国の庭を、虫眼鏡片手に分け入って歩き回ってみてください。


c/#40  Purple rain
c/#05  Hazy winter